サントリービール京都工場へ行ってきました!
旅行は中止、そのわけは
11月のオフ会最終弾、実はてぃんくるちゃんを迎えての2泊3日京都の旅を予定してたんです。
メインは京都の紅葉と大正ロマン関連のお店巡り、他はてぃんくるちゃんからリクエストのあった嵐山のモンキーパーク等々、9月末からkikiと2人でサプライズ兼ねてちょびちょび準備を進めてたんですよ。
ところが旅行一週間前、待ち合わせ時刻の話をしている際に、てぃんくるちゃんがグリーン車で来ることが判明。
新幹線の切符を自分で買ったことのないてぃんくるちゃん、今回は初めてのおつかいならぬ初めての切符買いby券売機から旅行(ブログネタ)はスタートね!って話になってたのに一体なんで?
「体力落ちてるからグリーン車じゃないと倒れちゃうよと夫に言われて、、」
東京ー京都間はわずか130分ですよ。
それをちょびっと広いだけのグリーン車じゃないと倒れてしまうってどゆこと!?
「外に出てちゃんと歩いてる?」
「歩いてない、、」
そんな状態でハイシーズンの京都旅行は無理じゃないですか。
京都は電車・バス移動必至ですよ
そういえばてぃんくるちゃん、夏にホテル雅叙園東京の夢二展を見に行った際も、娘さんの付き添いで車で行ったと言ってたんです。
「電車の乗り換えがきついから」と。
コロナ籠りで体力が落ち、よけいに動かなくなって更に体力が落ちてしまう負のスパイラル、われわれ世代にはあるあるです。
しかもこの年代、体力が落ちるのはあっちゅうま、回復にはやたら時間がかかるじゃないですか。
とてもじゃないけど一週間でなんとかなる話ではないんですよね。
というわけで、やむなく旅行はとりやめにし、キャンセルすれば迷惑になる見学ツアーだけ大阪の3人で消化しようってことになったんです。
たけのこの里へ!
今回の目的地はサントリービール京都工場。
また酒!?ってみなさん今思ったでしょ?w
いやここもね、山崎蒸留所と同じくずーっと行きたかった見学ツアーだったんですが、コロナで休業してたじゃないですか。
それがこのたび幸か不幸かウイスキーもビールもいっせい再開でしょ?
だからなんやねん?
はは なんなんでしょうw
してこの工場、長岡京市ってところにあるんですけど、他府県のみなさんはご存じないですよね?
うちの近辺のスーパーに並ぶ京野菜はたいていここ産でして、特に有名なのが白タケノコ、春の産直コーナーでは花形的存在なんです。
と言っても馴染みのあるのは地名だけ。
行ったこともなければ行く予定もない、それが長岡京市だったんですが、このたびのツアー再開でついに行く予定ができたというのは実にめでたいことじゃないですか!?
だからなんやねん?
はは なんなんでしょうw
京阪電車・淀(よど)駅。
ここはその昔、豊臣・徳川それぞれが城(淀城)を置いていたため、長きに渡り城下町として栄えた街なんですね。
それが今じゃすっかり競馬場の代名詞。
『京都競馬場』とは言わず『淀』のひとことで関西では競馬を意味するんです。
「ヨド行ってくるわ」「また競馬かいな」みたいな?w
で、なんでここに来たかというと、yahoo路線検索でここ経由ルートが最速32分と出てきたからなんです。
まさかそんな近場にたけのこの里があるなんてちょっと信じられない感じですが、大阪回りだと自宅から90分ほどかかると出たんで、こりゃないなと。
淀からはバスで7分、そこがもう長岡京市とyahooは言うてくるんですけどね、たけのこの里=竹藪=秘境のイメージがあるじゃないですか?
そんな秘境がうちから30分ちょいってあんびりーばぼーなんですよね。
がしかし、先日レポした山崎にもこのルートを使えばめっちゃ近かったという事実が判明したばかりなんで、今回バス7分降りればそこは竹藪だったら、もう認めざるを得ないんですよ。何を?
うちが秘境と隣接していることをw
というので、今回はバス使って京都回りで行ってみようとあいでぃさいど。
チャリ?
いやチャリ&車で来た人は試飲の資格を剥奪されるんです。
行く意味ないじゃないすか。 何しに行くんや
到着~
なんと7分もかからず到着したという
ひと目でソレとわかる貯酒タンクがそびえています
そしてやっぱり
竹藪がw
こりゃもう寝屋川秘境隣接説、認めざるを得ませんなw
まぁそのおかげで新鮮な京野菜が安価で手に入るんだから腑に落とすとしよう。
しかしビール工場にまで竹藪があるなんてやっぱりここはたけのこの里ですね~
一番乗り
さてさて、バスの関係で9時ちょい過ぎに着いてしまったわたくしおまめ、周辺を散策していると守衛さんが開場を知らせに来てくれたんで、中に入りました。
なんか貸し切りみたいで気分いい~♪
品のいいお土産ショップ
サントリーの天然水。せっかくなので飲もう。
水飲みながらスクリーンに目をやると日付が入ってたんで
日付入りの記念写真を作ってみました
ってな感じで遊んでいると、みかぽぅ到着!
顔見るなりカバンから飴を取り出し手を出せというので(まんま大阪のおばちゃんw)、お返しに自分のじゃないけど天然水を勧めたところ、喉は乾いてるがビールのために飲みませんと来たw
こやつは一体何しに来たのだ。 人のこと言えるんか
そうこうしてるうちに同じ回のツアー参加者が集まり始め、一人除いて全員集合、ハラハラしていると道に迷ったkikiが汗をかきかき滑り込みセーフ。←期待を裏切らない人w
さー ツアー開始です!
麦芽とホップで神泡ができるまで
今回もコンダクターさんは若くて可愛い女性の方。
一方の参加者は、山崎の時と同じくおじさんおばさんばっかりw
朝っぱらからジジババ(しかもみんな酒飲み)の相手させてほんまスンマセン。
さて、スクリーンでサントリーの『想い』を参加メンバーで共有したのち
いよいよ工場へ!
前回のウイスキー見学で蒸留室が暑いことを学習したんであらかじめ上着脱いでおきました。
ちなみにおまめ&みかぽのボトムスは共にGU。値段も同じ1990円w
こうやって見ると骨格タイプがよくわかりますね。おまめ:ウェーブ/みかぽ:ストレート
そびえ立つ貯酒タンクの横にはシマネトリコ。←情報提供は今回もジェントルマン
エスカレーターに乗って一同上階へ。
蒸留室に入る前のレクチャー
外にまで漏れ出てくるほどの甘い匂いに理性を失いそうになりながら
いざ蒸留室へ!
覗き込む酒飲みw
「ダイブしたいわ♡」「お供します!」みたいな?www
発酵室へと続く壁には楽しい仕掛けがいっぱい。
スーパーの刺身コーナーで酒のアテを物色するおっさんって必ず手を後ろで組んでません?www
この先が発酵室かな?
と思いきや
また壁画。 &刺身コーナーのおっさんw
この先も壁画が続いていて
え?
来るなり目に入った貯酒タンク、あれが発酵タンクとな!?!?
と驚いているとコンダクターさんが足元を見るよう促したので見てみると
発酵タンクの「何か」らしい。 人の話ちゃんと聞こーやw
まぁ謎の部分を残しておいた方が次回また来る言い訳にもなろうw
そしてこれが本物の貯酒タンク
発酵が終わったビールがパイプから流れてくるシステムです。
って見りゃわかることだけ胸張ってレポするヤツw
ここを抜けると写真映えスポットが用意されていますとコンダクターさんが言ったので先頭に来ました
足元は文字がどんどん変わっていく映えスポット。
こういうの見ると足で踏んで追いかけたくなりません?w
こういうのもハグしたくなりません?w
そしてこれが充填機
充填されたビール缶はベルトコンベアーに乗り
出荷の時を迎えます。
出荷エリアはバスで見学するということですが、まるで自分たちが出荷されるみたいな気分になるのはなぜだろう?w ←ドナドナ
いざしゅっぱーつ!
樽が見えてきましたよ。
ビアホールなんかにおいてある生樽はここで洗浄&充填されて繰り返し使われるそうです。
こちらはスーパーなどに向けての出荷待ち缶ビール。
手前に見えてる青いのはもしや金麦・・?
みかぽが反応したので間違いないでしょうw
さー これにて見学は全て終了!
いよいよお待ちかねの試飲です
待ちに待った試飲タイム🍺
試飲会場は和の雰囲気漂う広く伸びやかな最高の空間
写真に写ってるカウンターでひとりひとり淹れ立てを貰って席に着くと
試飲グラスが既に用意されているという
全部プレモルで、左から滑らかスタンダード、香りのエール、そしてコクのマスターズドリーム。
クリーミーな泡がたまりましぇん
おつまみはグリコのクラッツ
おつまみの他にこういうのも用意されてて
左のダイヤモンド麦芽を試食してみてくださいと言われてびっくり!
チェコ周辺でほんのわずかしか採れないという超希少種ダイヤモンド麦芽。
食べていいのなら食べますけど、なんか申し訳ない気がしなくもない・・
といいつつ、あまりの美味しさにお代わりw
いや~これマジうま
参加者ひとりひとりに話しかけるためテーブルに回ってきたコンダクターさんに、この類まれなるうまさを熱心に伝えたところ、「どうぞお好きなだけ召し上がってください!」とパンドラの箱をお開けになられたんで、心行くまでいただきましたw
両手にグラスで飲み比べを楽しむみかぽ
麦芽を食い荒らす赤鬼w
ビール程度なら飲めると豪語するkiki
しかし案の定
ダダ残りの状態でギブアップとなりましたw
まめ&ぽぅは早々に飲み干し、ダイヤモンド麦芽をバリボリ
試飲で気に入ったビールをもう一杯貰えることになってるんだけど、薄甘い麦芽ばかりじゃビールは進まないんで、お代わりせずに土産コーナーへ。
そのあとコンダクターさんの誘導で外に出たらば、最寄り駅(阪急西天王山)まで参加者を送り届けるためにサントリーバスが停まってるんです。
そしてバスが動き出すと、コンダクターさん初め従業員さんたちがズラっと並んで旅館のごとく手を振っていつまでも見送ってくれるんですよ。
言い忘れてましたが、このツアーは無料、タダなんです。
これだけ至れり尽くせりの温かいサービスをタダで提供してくれるなんて凄すぎません?
実るほど頭が下がる稲穂かな。いや麦穂かな。
文明開化の大荒波に乗れた大企業ならではのこの謙虚な姿勢に感動すら覚えます。
わたくしおまめ、山崎・長岡京の2回の酒ツアーですっかりサントリーファンになってしまいました
オフ会から学んだこと
酒に始まり酒で終わった3年ぶりのオフ会はこれにて終了。
酒はめでたいことの象徴なので、コロナ後初のオフ会にはもってこいだったのではないでしょうか。←もっともらしく正当化するやつw
お土産~♪
ショップ限定の3缶セットとタダで貰ったマスターズドリーム。
神泡サーバー(2420円)はネットの口コミがめちゃよかったんで買ってみました。レポはまたいずれ
しかし工場見学好きのてぃんくるちゃんを連れて行けなかったことが返す返すも残念です
ってかコロナ籠りの実害を目の当たりに気がして、身が引き締まる思いがしましたね。
だって昨年の今ごろは山梨バス旅行ができたんですよ。
なのに今年は普通車に乗れないくらい体力が落ちてしまった。
今回のオフ会では東の妹の有り余る体力をまざまざと見せつけられ、6つ下のみかぽぅに歌って踊って大完敗、そして10年先を歩いているてぃんくるちゃんはキワになって旅行を断念と、年齢差あるコミュニティならではの気付きと学びがたくさんありました。
みんなが身をもって教えてくれたことをしかと心に刻みつけ、これからも体力キープ(若さキープとはもう言えないw)に励むぞー!
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